生誕24年。

選ぶのは君だ。君だ。

どうも、アトムです。

 

本日でちょうど24年、ここまで生きながらえました。皆様ありがとうございます。そうですよ。ラミレスと同じ誕生日です。

自分を祝ってくれる方、
自分が会いに行くことで喜んでくれる方、
自分と仕事をしたいと言ってくれる方、
そういった方々の支えのおかげで充実した日々を過ごしていることを実感しております。

せいぜい、自分を生きながらえさせてくれた方々を後悔させないよう努めていきたいと思います。

 

本日の誕生日の花は明日葉。

花言葉は「旺盛な活動心」。


ここ青森の地から、日本の教育を変えていきます。今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

こどもの日。そこに生まれたことは、人生の失敗じゃない。

勝ち負けだけじゃない何かを、教えてくれたレースがある。

どうも、アトムです。

 

宮城県後期入試の講評を即日執筆したのがなかなかPV稼いでいますね。

英語の平均点が予想以上に低かったです。他は概ね想定内でしたが。

本職の英語の予想を見誤ったのは悔しいですわね。

あの記事読まれた方が多いことを考えると恥ずかしい。

プロとして精進しなければと思います。

 

さて、こどもの日です。

プロデビューから一ヶ月。

夜型の勤務体系にリズムを合わせるのに苦労しながらも、

本気でぶつかってくる生徒にやりがいを感じる毎日です。

 

大学在学中のNPOでの活動で、貧困層に学習支援をしていました。

(宮城県の入試解析して前期の国語の出題当てたのはそのためです)

しかし、やってて正直違和感あったんですよね。

 

地元に戻って思ったのが、地元にも過去の自分にも勝る

優秀な人材がたくさんいること。

そして彼らの視野の狭さ。

それを自覚しながらもどうすれば良いのかわからないといった顔。

自分の存在を以前から講演で覚えてくれた後輩諸君が

自分のデビューを心待ちにしていてくれたこと。

 

この子たちが仙台で、東京で生まれていたなら、

もしかしたら大学に行く、行かないといった次元で

人生選択をしていなかったかもしれない。

あるいはとっくに入試レベルの学習を終わらせ

好き放題自分の興味を追究していたかもしれない。

そう言う思いに駆られます。

 

地元も環境は良くなりました。

過去の自分からしたら羨ましいくらい。

全国的なスマホの普及に、

その道の人から全国的に評価される現代美術館。

図書館は自習スペースとしても快適になり、

今の自分の就職先が受験対策への有力な投資先として

しっかり機能している。

だがそれでも、どこか生徒たちが閉塞感を感じながら

生きている。

 

もしも自分が都会に生まれ、最前線の流行や感性に

常に触れられる環境にいたら。

「こんな場所に生まれなければよかった」

「こんな家に生まれなければよかった」

そう言う思いを親に打ち明けて泣かれたこともある。

彼らも同じ思いでいるのかもしれない。

 

胸に熱いものを抱えながらも、その閉塞感のなかで

想いを抱いていることに苦しさを感じている。

彼らのために、自分は帰ってきたのだなぁと思う。

 

かつて自分が志望校を変更した時に、

「日本を変えると冗談でも言える奴はいなかったのに

彼には失望した」

そう言われたことがある。

そこまで自分を影で見守ってくれた人がいること自体はありがたかった。

だが、決して自分の思いを曲げたわけではない。

 

 

同年代には羽生結弦選手、大谷翔平選手と錚々たるメンバーがいる。

ただ、15年後、1994年世代を代表するのはこの自分だ。

教育の力で、「ギラギラ」を抱えたすべての子どもたちが

存分に自分の生まれた場所を、そして日本を、世界を照らす光となれる、

そんな国をつくる。

 

こどもの日、教育のプロとして、宣言させていただきます。

平成30年度宮城県公立高校後期選抜速報講評

 

タフでなければ生きていけない。

優しくなければ生きる資格がない。

戦わなければ生き残れない。

どうも、アトムです。後期選抜の第一印象、まとめていきます。

(ざっとまとめており深くは解いてません、悪しからず)

 

国語 分量 やや多 難易度 やや難 

各大問に話し合いを題材とした問題が出題され、逐一流れをつかみながら本文と対照し解き進めなければならず、面倒な印象を持った受験生が多いと思われる。

 

第一問は例年通り小説。山本甲士「ひかりの魔女」よりの出題。家族のつながりを描いた作品は宮城県で定期的に出題されており、過去問で研鑽を積んだ受験生なら戸惑うことなく読めたと思われる。記述題は45字とすっきりまとめる必要がある。過去に出題された前問の誘導を理解していなければ解けないような難問ではないため、標準的な出題である。問六は連続で本文を俯瞰し表現の特徴を問う問題となった。

(分量 やや多 難易度 標準)

 

第二問は森博嗣「科学的にはどういう意味か」よりの出題。科学に関する一般的な話題を扱っているものの、文体の硬さから読みにくさを感じた受験生も多いかもしれない。記述題は第一問と同じく45字であり、こちらは本文要約という過去の出題例を考えると難易度の高い問題となっている。それまでの問題が誘導となっており、うまく流れに乗ってすっきりまとめたい。問七は表現上の工夫を問う問題となった。

(分量 標準 難易度 やや多)

 

第三問、第四問は古文・漢字・会話の問題で、特段突飛な出題はなかった。

第五問は、与えられた俳句から一つ自分の抱く「春」のイメージに近いものを選び、鑑賞を交えつつ選んだ理由を記述する新傾向の問題。形式は昨年のスローガンを選ぶ問題と同じものの、難しさを感じた受験生は全体のタイムマネジメントに苦労しただろう。

 

数学 分量 標準 難易度 標準 

第一問は例年通り小問集合。7番の一次関数の値の変化について述べる問題は、近年全国的に出題されている「途中計算の誤りの発見」「天気予報における正負の数の活用」といった近年のアクティブラーニングの趨勢を背景とした考察の入る問題であると言えよう。難易度は低いが「確実に取らなければならない」小問として出題されると心理的な負担は大きいかもしれない。標本調査の問題が二年連続で出題された。

 

第二問は例年通り中問集合。連立方程式の文章題(やや易)、三角形の回転(標準)、放物線と直線(標準)、確率(標準)といった組み合わせ。難易度的には標準としているが、いずれも設定をしっかりと読み取る必要があり、時間をとられた受験生が多いものと思われる。

 

第三問は関数の問題。例年通り設定を丁寧に読み取り、消化できればよい。

 

第四問は平面幾何の問題。例年通り難易度は高いが、前期と比べて前半二問は平易なので、そこまでは得点を確保したい。

 

社会 分量 やや多 難易度 標準 

第一問は南米地理。学習が薄くなりがちで厳しい。第二問は18歳選挙権の影響か選挙権に触れた出題がなされた(的中!)。第三問の歴史では年々歴史事象の流れを正確につかむことを要求しているが、全体的には平易な問題(御成敗式目関連の出題は的中!)。第四問は日本の工業を題材にした融合問題。第五問は「日本の企業のものつくり」とホットな話題が出題された。

昨年と同様、各大問に知識をベースに資料を読解しまとめる重厚な記述問題が配置されたが、全体的に難易度は調整されている印象。

 

英語 分量 やや多 難易度 標準 

前期と同じく会話重視の問題構成だが難易度は調整された感じがする。「広く浅い」読解を求めている印象で、文章構成を深く問う問題は影を潜めた。自由英作文は困っている外国人に英語で説明する問題となり、例年の自分の考えを陳述する形式ではなかった(前期は会話体ではあるが本質的には変わらない出題であった)。宮城県の過去問だけでは対策は難しかっただろう。

 

理科 分量 標準 難易度 やや難

「吸熱反応」「栄養生殖」は厳しい用語問題。盲点になりやすい実験が並び、全体的に解きにくい。

 

平均点は255~275点の間ですかね。

 

 

平成30年度宮城県前期選抜講評

講評
英語 分量 増加 難易度 難化
基本的な問題構成に変化はないものの、第四問、第五問の会話文の分量が大幅に増加した。問題は単純な例文暗記だけで対応できる問題が減少し、全体的に会話や文章の流れを掴まないと容易には解答できない。要求する語彙レベルも高くなっている。英作文は会話の流れに沿って応答を考える新傾向。四技能型入試への転換をやや意識したと思われるものの、読解偏重の傾向に大きな変更はない。

国語 分量 平年並み 難易度 平年並み
小説はあさのあつこより「アレグロ・ラガッツァ」が出題された。頻出の作者でテーマも吹奏楽と馴染みが深く、過去問で研鑽を積んだ受験生であればすんなり読めただろう。評論は飯沢耕太郎「写真とことば」が出題。これも特段突飛なテーマではなく、対比構造の理解、具体例と抽象的主張の関連を読み取るといった基本的な姿勢ができていればすんなり解ける。ともに高校入試にふさわしい基本的な読解力を問う適切な難易度の良問。第三問はスピーチ、第四問は漢字と語句、第五問は漢文と、例年通りの出題となった。第三問の「旬」の言い換えは語彙力を見た上で表現力を問う差がつく問題。第五問が漢文である分、古文の問題が第四問に入った。漢字は「顕彰」がやや厳しいか。

(なお、第一問の出題作品を十一月に扱っており、アトムは調子に乗っていることを付け加えておく。)

数学 分量 平年並み 難易度 やや易化
形式に変化なし。第一問は基礎計算を問う問題。整数の性質と確率を絡めた8番がやや煩雑な問題だが、その他突飛な出題は特にない。第二問も例年通りの難易度。規則性の問題は出題されず、放物線と直線の問題が第二問に滑り込んできた。例年第三問で出題されても良いレベルで、やや解きにくいか。第三問は場合分けを含む関数の問題。「精米機」という設定が東北らしい。最終問題以外はすんなり計算できるだろう。最終問題は正確に設定を読み解く必要があるが、過去の出題例と比べても特段煩雑というわけではなく、上位の受験生は解けなければならない。第四問は平面幾何。例年、難易度の高い問題が出題されるが、合同条件および三平方の定理の理解が十分ならば例年と比べ平易な出題に感じる。

自信と後悔-提出した卒論に思う

本日、提出締め切りより一日早く、卒業論文"A Study on Modification of Stative Predicates"を提出した。

 

正直なところ、あと一歩深められたなあと思う。論文としての体裁を整えただけで、いまいちやったことが最新の論文に対し文句をつけただけで、理論の定式化までできたんじゃないかと思いつつも、残された期間では到底間に合わないと判断してこの形で提出とした。

 

ただ一方で、そこまでやろうとする時間が今期の自分にとれたかと思うと無理だったような気がする。

 

この一年、学外活動に半ば強要され、使命感に縛られ、あるいは自ら進んで取り組んだ一年だった。納得のできる卒論に仕上げるにはそういう暇などないはずだが、正直卒論に時間を割いていいものを作ったところで将来稼げるようになるのか、学習会のマネジメントからキャリア教育まで来年から求められる多岐にわたるスキルを一つ一つ磨いた方がいいのではないかと思い続けていた。

 

しかし、提出した卒論を思うと、もっと良いものができたのではないかと思う。年始早々卒論提出だったため、それに引っ張られてそう思うだけなのかもしれないが。

 

これまでの自分の後悔は、全て「自分ならできたはずなのに諦めたのではないか」というところからきている。

 

その上、長期的な実利より一瞬の達成感を刹那的に追いたがる性格である。東大を浪人の時受けなかったことに対する後悔も、東大に行っていれば今持っていないなにかを得られたかもしれないという理由ではなく、東大に受かれば間違いなく得られたであろう爆発的な喜びを、味わう機会を自ら捨てたところにある。そしてそれは、浪人生活のなかでほぼ手中にしていたのだ。

 

その点、塾講師というのは良い商売である。学校にまともに教えてくれる先生がおらずどうしてもわからない、そういう小さく身近ながらもなかなかに難しいチャレンジに常に満ちている。だからこそ苦しいが、日々達成感(あるいはうまく説明できなかった落胆)を味わいながら、さらなる達成感を、さらなる生徒の笑顔を求めて日々専門分野と伝え方、英語屋の場合は二つまとめて「言葉の使い方」といえるだろうが、それを磨いていく。そうして結果の分だけ評価される。

 

なおかつ、生徒が目標、ほとんどの場合は志望校合格だが、達成できれば生徒と共に爆発的な喜びを分かち合えるのだ。

 

自分には研究職から外資のビジネスマン、官僚から普通の「先生」まで、「できる」仕事は多いと思うし、これらの仕事はやりたいと思った時期もある。人並み以上にはやっていけるとは思う。周囲に「なんで塾講師なんて」と中傷されることがその評価が独りよがりでないことを示しているといえるだろう。そう言われるたびに、自分の塾講師という決断を疑ってしまう。

 

9mm parabellum bulletの"Supernova"という楽曲に、こういう一節がある。

 

「何もかもを照らし出して粉々になっても

輝くため燃やしたもの忘れたりしないで」

 

捨てた未来、捨てた達成感という後悔に対する疼きを、中田永一の「くちびるに歌を」よろしく離さずに抱えて生きることで甘くて苦い今を生き抜く。「天才ゆえの苦悩」などと冗談半分に笑い飛ばすことなど到底できない。そういう生き方、そういう過去の捉え方しか私にはできないのだろうと、提出した卒論に思う。

 

そんな自分が、決して嫌いではない。

ブログはじめました

あけましておめでとうございます。アトムです。

 

ブログはじめました。

「明日葉の花言葉は」

 

明日葉というのは私の誕生日の花ですね。

葉っぱじゃねぇかって直感的に思いますよね。

いや、他にもミセバヤとかシオンとかありましたがね、

どうも私には合わない気がして。

楓もそうらしいんですが、私の周りに楓さんいっぱいいるので気が引けて。

まあ響きもいいので明日葉で。

花言葉は「未来への希望」「旺盛な活動心」ということで、

私にぴったりかなぁと思ってます。

 

今年から言葉を仕事にするということで、

こういう形で発信していこうと思います。

よろしくお願いします。

 

先ほど、初詣、大崎八幡宮に誓いを立ててきました。

プロ一年目、

人生最大の勝負の年、

そして人生でもっとも辛い一年になるでしょう。

 

まずは卒論を提出し、スタートラインに立てるように。

今持っている生徒の皆さんを無事に志望校に送り出して、

そして地元でプロデビューを飾りたいと思います。

 

予備校時代の英語教師から「東北の偉人と言われたら真っ先に君が思い浮かぶ、そういう存在になりなさい。伊達政宗を過去にしなさい。」と、

私を迎えてくれる塾の先輩講師から「一年目から自分の給料をペイできるように、いきなり勝負の年だと思って結果を出せ。」という言葉をいただいております。

頑張ります。よろしくお願いします。